これまでのこと(1/5)
京都の鴨川の右岸を五条大橋付近から四条方向に走り始めてほんの数分。太腿の筋肉が悲鳴をあげてあっけなく初ランニングをリタイア。走行距離をアプリで確認するとなんと、たったの200mだった。
2017年8月4週目のある日、その日までの1ヶ月半の間、東山の自宅から鴨川〜桂川〜八幡のコストコまで日没後の夜間に往復46kmのサイクリングをほぼ毎日続けていたので、5km程度のランニングは無難に走れるはずと甘く考えていた期待は無残に打ち砕かれてしまった。
自転車(通勤・通学車)での走行距離は10km程度からスタートして、やがて50kmの距離を難なくクリアできる頃には、誰かに積極的に自慢できるほどの成果ではないにしても、小さな達成感が積み重なって、ゆるぎない自信として結晶化し始めていた。
それまでの人生で自転車で50kmの距離を走った事などなかったので、50歳を過ぎた自分にも数時間持続可能な運動能力があったという事に驚くと同時に、エクササイズを始めたそもそものきっかけである「低糖質ロービーガン・ダイエット」について、これほどの活力が一体どこからもたらされるのか?答えを導きだせないまの疑問が常に頭の中にあった。